2023年度 受験総括

WBC(ワールドベースボールクラッシック)凄かったですね。
決勝に入ってからは一発勝負のトーナメントで、手に汗握って応援していました。
普段対戦しない選手に対峙し、プレッシャーの中、結果を出す選手には畏敬の念を抱きます。

さて、指導スケジュールを変更して迎えた、高校入試制度変更後の最初の受験。
入念に準備したつもりでも、我々も塾生も、ご家庭も、「例年と制度が違う」という事実は、
少なからず不安を抱いてしまう要因であったと思います。

初めて対峙し、一発で結果を出さないといけないプレッシャーの中で戦うWBCの代表選手を、
今年度の受験生と重ねるように見て、感慨深く、手に汗握っていました。

さて、受験結果ですが、昨年度同様の公立高校の全員第一志望校合格とはいきませんでした。
一昨年度同様、公立高校は全員合格、第一志望校には8割の受験生が合格という結果でした。

既に始まっている塾の新年度ですが、指導スケジュール変更で増強した「指導時間」「指導
密度」はそのままに、しっかり振り返って情報を確認し、新年度の指導の改善点を確認して、
気持ちを新たに、新年度も全力で「全員第一志望校合格」に向かっていきたいと思います。

2022年度 冬期講習の日程

ダウンを着ている方、見かけるようになってきました。
急に寒くなり、街には冬、クリスマスの雰囲気を感じます。

子供達には楽しいイベントが多いですね。冬休み、クリスマス、お正月…。
楽しく過ごしつつも、しっかり学習習慣をイベントの一環に組み込みたいです。

今年度の冬季講習の日程が決まったので、お知らせします。
令和4年度 冬休み・冬期講習日程をご確認ください。

また、今年度より指導スケジュールを変更しております。
詳細については、以下のバナーをクリックしてご確認ください。

2022年度 夏期講習の日程

暑く夏らしい日が増えてきました。
梅雨を越えたら、暑さにうんざりするのではなく、
眩しい太陽と青い空、夏独特の喧騒に、心踊る夏としたいです。

今年度の夏期講習の日程が決まりましたので、お知らせします。
山本塾の夏期講習は、通常授業の時間帯が2〜4倍に拡大するイメージになります。
夏期講習から合流、夏期講習のみ参加の場合は、8月のお月謝+講習費を頂戴します。

今年度版の日程等は、2022年度の夏期講習日程(PDF)を参照願います。
(※ 今年度から「中3 お盆期間数学特訓」を始めます。)

過去の夏期講習の様子などは、指導記録(ブログ)の夏期講習の記事を御覧ください。
(※ 「合宿キャンプ」は2020年以降、開催しておりません。)

また、今年度より指導スケジュールを変更しております。
詳細については、以下のバナーをクリックしてご確認ください。

2022年度 受験総括

北京オリンピック、パラリンピックが終わりました。勝負の世界ですので、アスリートが自身で設定した目標にもよりますが、努力が「報われた」アスリートよりも、「報われなかった」アスリートの方が圧倒的に多い世界だと思います。アスリートの努力は自分自身の自己表現のためであり、同時に、「応援してくれた人達に喜んで欲しい」という想いも相当大きなものがあるものと思っています。

さて、入試日程も全て終わり、合格発表も全て終わりました。幸いなことに、高校入試では「全員第一志望校に合格」という結果で終えることができました。大学入試は「第一志望校に7名合格、第二志望校に1名合格」という結果で、全受験生を「全員第一志望校に合格」させるという目標は達成できませんでしたが、努力が「報われなかった」と感じた受験生は恐らくいないと思います。志望校合格に要因には、受験生自身の努力、ご家庭のサポート、学校での指導、そして運もあると思います。応援してくれた人達への感謝の気持ちと共に、応援してくれた人達と一緒に喜んでくれていたら嬉しいです。そして、幸先よく新年度に向かってもらえていたら、嬉しいです。

我々も卒塾生やそのご家庭への感謝の想いや喜びを胸に、改めて気を引き締め直し、反省点をフィードバックし改善すべく、すでに始まっている新年度へと向かいます。公立高校の入試制度変更があり、これまでの蓄積が通用しない部分も多分にあります。新年度も試行錯誤しながら、「すべての塾生に喜んでもらう」ため、最善を尽くして、彼らを応援していこうと思います。

指導スケジュールを変更します

令和5年度からの入試制度の変更点については後述しますが、志望校によっては、従来より入試当日の学力検査に比重を置いた指導も必要となります。また、制度変更初年度となるため、入試問題の傾向も不明なまま入試を迎える事となり、従来の「傾向と対策」による入試対策が、実質できない事になります。

山本塾では、当塾にて「理解して定着するまで」をテーマに、どのような入試問題でも対応できるよう、以下の通り、指導スケジュールを変更いたします。なお、中学生への指導については、下記の変更に伴い、定期テスト対策時以外の土曜日が休みに変更となります。ただし、塾での指導時間は、週あたり90分(中1・中2)または60分(中3)増加します。

【変更点①】新学年の指導を1か月繰り上げ

公立高校の一般選抜の入試日程(学力検査)が3月実施から2月実施に早まりました。伴って、山本塾の新学年の指導も、4月開始から3月開始に繰り上げます。山本塾では、従来より数学・英語を中心に、学校の授業より先行して指導し、国語・理科・社会は学校授業の復習をするスタイルを取ってきました。しかし、1か月の繰り上げ指導の開始に伴って、先行指導する対象を5教科に拡大します。塾で指導する全ての教科について、塾での指導→学校の授業→定期テスト対策と、少し間隔を開けながら繰り返し習い、演習することで、5教科全てについて長期的な記憶の定着を図ります。また、新学年のスタート時には、新しい概念を先行して理解することで、文字通り「スタートダッシュ」することになります。

【変更点②】毎日の授業時間を30分追加して拡大

中1・中2は60分×週6回(月〜土曜日)だった授業時間帯を90分×週5回(月〜金曜日)に変更します。中3は90分×週6回(月〜土曜日)だった授業時間帯を120分×週5回(月〜金曜日)に変更します。塾での指導時間は、週あたり90分(中1・中2)または60分(中3)増加します。定期テスト対策期間は、従来通り土・日曜日も指導するため、より重厚な指導を実施できます。

【変更点③】小学部の英語指導を拡大

小学校で習う英語の学習定着はもちろん、中学生での英語指導を想定し、小5から英語指導を拡大実施します。先の変更点①にある「科目の中の新しい概念」ではありませんが、中学校で習い始める本格的な英文法などの学習について、できるだけスムーズに知識を導入できるようにする狙いです。

 


【継続される点】従来の指導方式は変更しません

なお、山本塾の従来の指導内容を変更するものではありません。従来から実施している以下の指導に変更はありません。

— 従来の指導の一例 —

  1. 部活・習い事での欠席・遅刻には個別指導で対応
  2. 塾の開校日は自習室を利用可能(いつでも質問できます)
  3. オンライン授業にも対応(Zoom使用)
  4. 集団授業後、毎日、確認テストを実施(合格者から帰宅)
  5. 弱点克服指導(集団授業後の個別指導)の実施
  6. 中学校の定期試験対策期間(定期試験の1〜2週間前)は土日も開校
  7. 定期試験対策は目標に合わせた「セミオーダー式」
  8. 定期試験対策テストは合格するまで何度も受験
  9. 「定期試験後のふりかえり(反省&改善)」の実施
  10. 高校入試後の3月は「高校の予習授業(英語・数学)」

 


公立高校の入試制度の変更点

令和5年度からの愛知県の公立高校の入試制度の変更点の概要は以下の通りです。愛知県ホームページに愛知県教育委員会が掲載している、入試制度の変更点のパンフレットと、入学者選抜制度のページのリンクも、参考までに以下に記載いたします。

— 入試制度の変更点の概要 —

  1. 推薦選抜および一般選抜の入試日が「3月→2月」になります。
    (私立高校の入試も約2週間早く行われるようになります。)
  2. 一般選抜の学力検査が「2回→1回」になります。
    (出願は2校できます。)
  3. 学力検査の解答用紙が「マークシート」になります。
  4. 一部の学科において「特色選抜(特別な推薦選抜)」が導入されます。
    (私立高校入試では本年度より導入されています。)
  5. 一般選抜における合否判定に「内申超重視型(内申点が2倍)」「実力超重視型(当日点が2倍)」が加えられます。
  6. 一部の高校において、「面接が廃止」されます。

— 愛知県公立高校入試制度の変更に関するリンク —

  1. パンフレット「令和5(2023)年度入試から公立高校の入試制度(全日制課程)が変わります!」
  2. 愛知県ホームページ > 高校への入学

 

2021年度 受験総括

コロナ禍で初めてのイベントばかりの一年でした。

休校から始まり、オンライン授業、夏休み・冬休みの短縮、学校行事の縮小。手洗い、マスク、消毒、ソーシャルディスタンス、対面授業とオンライン授業の選択制、実は何もかもが例年と違う一年でした。今となっては不思議なもので、従来からやっていたかのように、しっかりとコロナ対策を実施しつつの毎日を送っています。

そんな中での受験でした。例年以上の「不安」に対し、我々講師、そして塾生もご家庭も大きな「覚悟」を持って挑んだ受験だったと思います。塾生にもご家庭にも改めて、「お疲れ様でした。ありがとうございました。おめでとうございます。」…そんな一年でした。

さて、今年の高校受験ですが、第一志望校に8割以上の塾生が合格し、全員が第一志望校または第二志望校に合格できました。全員第一志望校合格の目標には届きませんでしたが、今年度の経験は来年度に生かし、改めて全員第一志望校合格の目標に挑戦します。

得たものもあります。ICTを上手く活用できるようになりました。4月1日〜3日には、塾生向けの高校入試説明会をご家庭でもご覧いただけるようオンラインでライブ配信します。より広く、早めに高校受験の仕組みを理解して、目標設定してもらうためです。この地域の個人塾では当塾だけかと思いますが、電子黒板も導入しました。試行錯誤し、もがき苦しむ中で、新しいもの得ていく。塾生もそうだろうと思っています。若い生徒たちの方が、我々よりも大きなものを得ていると信じています。

電子黒板の導入

コロナ禍の当初、営業自粛という全く授業ができない状態から、従来の対面授業の質を求めながらオンライン授業を開始し、感染対策に神経を使いながら今の対面授業とオンライン授業の選択制に至りました。当初はITを使って、オンライン授業を対面授業の質に近づけてと思っていましたが、私のIT活用に対する意識(親近感?)も変わり、今回はITを使って対面授業の質を上げる選択をしました。コロナ禍で、もがきながら試行錯誤する中で、塾としても、私自身としても、時代にあった変化、進歩ができたのではと思っています。

ちなみに、理科の実験映像や英語の音声など、電子黒板を使った授業は、塾生には好評です。もちろん、オンライン授業との相性も抜群です。

「厳しさは、優しさ。」の基本理念はそのままに、山本塾の良さはそのままに、上手くツールとして組み込んで、より楽しく、より分かりやすい授業をと思っています。

授業形式の選択

1月より緊急事態宣言への対応として、当塾では「対面授業」と「オンラインのライブ授業」を選択できるようにしました。
今年度初めの「オンライン授業のみ」→「対面授業再開(希望者のみオンライン授業)」の経験から、自信を持って選択制での並行実施に踏み切りました。
学習習慣の定着の度合い、学習への不安感、感染リスクなどは、ご家庭や塾生ごとに異なると思います。
ご家庭や塾生ごとの懸念点に応じて、授業形式を選択いただき、一番安心できる(不安を取り除ける)授業形式を選択いただければと思っています。
受験直前のこの時期ですが、引き続き、感染予防対策を徹底しながら、例年と同じレベルか、それ以上の学習指導をしていきたいと思っています。

2020年度 夏期講習の日程

暑さが増してきました。コロナ対策で顔も暑いです。
しかし、何より安全であることが最優先。細心の注意を持って夏期講習に向かいます。

今年度の夏期講習の日程が決まりましたので、お知らせします。
山本塾の夏期講習は、通常授業の時間帯が2〜4倍に拡大するイメージになります。
夏期講習から合流、夏期講習のみ参加の場合は、8月のお月謝+講習費を頂戴します。

今年度版の日程等は、2020年度の夏期講習日程(PDF)を参照願います。

過去の夏期講習の様子などは、指導記録(ブログ)の夏期講習の記事を御覧ください。
(※ 今年度は「合宿キャンプ」を開催致しません。)

Withコロナ /Afterコロナ

緊急事態宣言の解除後、山本塾も6/1より対面授業を再開しました。
が…、実はオンライン授業も引き続き並行して実施しています。

緊急事態宣言の解除に際し、ご家庭や日頃サポートいただいている
識者の方々からもご意見をいただきました。結果、山本塾としては、
「対面授業再開」を判断し、ただし「対面授業」に不安を持たれて
いるご家庭のために「オンライン授業」も継続し、どちらかを選択
していただく対応としました。

我が子の学習面と健康面、どちらにより大きな不安感じられるかは、
当たり前ですが、ご家庭によって違うと思っています。山本塾では、
ご家庭の不安にできるだけ寄り添う形で、オンライン授業開始から
始めた試行錯誤を継続する事にしました。正直、上手くいかない点
もまだありますが、解決策を模索しながら、試行錯誤していきます。

さて、対面授業の再開ですが、自然に笑ってしまっていました。
子供たちも同じような感じでした。消毒や塾生との物理的な距離感
など、諸々コロナ対応もあるため、自身の気が緩まないように必死
でした。消毒などはかなり大変ですし、フェイスシールドとマスク
の併用でかなり暑くて息苦しいですが、やはり対面授業はいいです。

オンライン授業でもこの空気感が出せるよう、引き続き頑張ります。